癌ワクチン2回目終了しましたが

日に日に元気がないんです。癌ワクチン接種した日は遠出した興奮からかばかに元気だったんだけど、次の日からだんだんじっとしている時間が長くなって、ここ最近、食事とトイレ以外はずーーーっとキッチンの高ーい棚の上、昨日からはバスルームという絶好の隠れ場所を見つけてしまってバスタブの蓋の上から全く下りてこない。それまでちらっと反応してたおもちゃにも全く興味を示さず。身体中の腫瘍も、もう触るのが怖いくらい増えている感じ。それでもなんとか食欲はあって、トイレも順調ではあるのですが・・・手術後あんなに傷だらけでも元気いっぱいに飛び回っていたことを思うと辛いです。。。

↑2回目の癌ワクチンから帰宅した直後。久々に地上に下りてきたぽち。

↑つかの間のツーショット。

癌ワクチンの最終的な効果は終了するまでわからないのですが、免疫療法である以上即効性は期待できず、その間にも症状が進行しているのは明らかなので、主治医の先生と海外出張中の鳥取大学の先生とメールで相談して、癌ワクチンと併行して抗がん剤を開始することにしました。一般に猫の肥満細胞腫に有効な抗がん剤はないと言われているのですすが、主治医の先生の経験である程度効果があったものがあるとのことなので、それを試してみます。ここまで、出来る限り副作用で負担をかけない治療法を選択してきましたが、今の一日中じっとしている生活がぽちにとってハッピーとは思えないので、あえて最後の手段を選択することにしました。副作用の様子を見ながら慎重に投与するのはもちろんのことですが、思えば主治医の先生は手術直後の時点から抗がん剤を薦めていたのに、私の意向を受け入れて、他の先生と連携してまで最大限尽力してくれました。なかなかできないことなんじゃないかなーと思う。感謝しています。そんな主治医の先生を信じて、一緒にがんばります。。。

↑ますますロンリーなゴロウ。いっぱい遊んであげてます。

ゴロウの憂鬱？

ぽちが身体中痒がるようになってから、近づくと「シャー！」と威嚇されていたゴロウ。やっぱりどんなに人間に遊んでもらっても猫同士のようにはできないので、ずーーーっと欲求不満気味。急にぽちが今までと違うリビングのテーブルに陣取ったのでぼちぼちいいのかもと思ったのか、ぐんぐん接近。ぽちはちょっと迷惑そうだけど、いやだったら逃げるだろうし。。。早くまた一緒に猫ダッシュできる仲に戻れるといいねー。

↓ぽちがのうのうと伸びていたところに強引にゴロウがおじゃま。尻尾どうしからませてパタパタする微笑ましい光景？

ゴロウ「調子どお？」ぽち「んー。。。まあまあかなー」

そんなに早く効果が出るはずは・・・

なんか、昨日帰宅してからとっても楽そうなんです。。ベランダ野宿生活には戻らず、リビングのテーブルの上でながーくなって寝そべって、カラーをつけてるとはいえ、あまり痒そうな素振りも見せない。
で、今朝はほんとに久々に私のベッドに来て「おなかもみもみ＆はよ起きろー」攻撃が！感激する間におなかの上に香箱を作って落ち着いてしまったり。そしてこれもまた久々に私のトイレに同行。そうそう、元気だった頃は当たり前だったけど、最近全然知らんぷりだったもんねー。で、今はカラーを着けたまま冷蔵庫の上にご帰還（笑）。先生の話では癌ワクチンはそんなに急激に効果は出ないと言っていたのに、ここ数日の病状を見てかなり悲観的になり始めていただけに、気のせいかもしれないけど、なんだか、急に元気になっているようで、感激です。。。みなさんの暖かい応援のおかげかもしれません。ありがとうございます。。。このままどんどん元気になってくれれば。

↑また、冷蔵庫を開けるのに勇気がいる日々が戻ってきました（苦笑）。でもベランダで野宿されるよりはるかにマシ。

癌ワクチン１回目終了。

注目の最先端治療、癌ワクチンの１回目を無事終えてきました。ちょっと遠い病院での接種だったので、タクシーで行ったのですが運悪く事故渋滞にはまってしまい、約束の時間に３０分も遅刻してヒヤヒヤしましたが、大した問題はなかったようで一安心。
鳥取大学から出張でいらしている先生から詳しい説明を受け、思っていたより結構たくさんの症例で成果を上げているようです。ただ、現在のぽちの病状ではワクチンに加えてさらにサプリメントも処方した方がよいとのこと。今まで聞いたことのない成分のサプリで（覚えられなかった；）科学的にも免疫力強化が実証されているものとのことなので、お願いすることにしました。
癌ワクチンは手術時に病理検査に提出した検体から抽出した癌細胞と抗原体を混合して計２０カ所程度に接種するというものでした。イメージとしては小学生時代にやったツベルクリンとかに近い感じ。もっと広範囲になりますが。そのため、かわいそうですが接種部位はバリカンされます。１本１本注射針でするので終わるまでは結構時間がかかり、その間なんとかぽちが動かないように押さえているのが私の重大な任務でした（笑）。
今後は１週間ごとにあと２回、抗原体のみ１回の接種で１クール終了。３回目の接種あたりでうまく反応していれば効果が出て来るとのこと。まさにツベルクリン反応のように、赤く腫れた大きさによって陽性、陰性を診断するそうです。うーん、なんか懐かしい。小学生の時、お互いに「私こんなに腫れたよー」「えー！私陰性だってー」とかいう会話、しませんでした？あ、もしかして年がばれるか（苦笑）；；；
というわけでなんとか大人しく終えたぽちは無事帰宅。ご褒美の花かつおと焼かつおをむしゃむしゃ食べ、その代わり、ワクチン痕を舐めないようにお初のリカバリーカラー装着。

エリマキトカゲならぬエリマキネコのできあがりー。今まさに、癌細胞と格闘中でーす。

世の中には知らないことがいっぱい

いよいよ癌ワクチン接種を明日に控え、気になっていた費用のことがわかりました。なんてったって最先端治療だし、人間の癌ワクチンのサイトを見たら１００万円単位かかるようなことが書いてあったので相当覚悟していたのですが、なんのことはない、抗がん剤投与と変わらない価格でした。接種の回数も３回程度とのことなので、まずはひと安心。ただし、この価格は農林水産省の認可以前のもので、１０月にも正式認可された場合はもっと高くなるとのことでした。へー、そうなんだー、知らなかったー。で、たまたま昨夜見ていたテレビ番組「たけしの本当は怖い家庭の医学」でも、血栓による壊死で片足切断せずに治療する方法がやはり現在認可前なので基本的に治療費は無料です、と言っていたので、おー、同じことなのねー、と納得。世の中、知らないことがたくさんありますねー。
病院でガスターを処方してもらったせいか、このところ毎日のように毛玉を嘔吐していたのがぴったり止まりました。お尻のあたりはまだ痒いみたいだけど、なーんとなく小康状態です。後はワクチンの効果に期待するのみ。がんばります。。。

最近はベランダで野宿続きのぽち。ぱっと見はわからないですが身体中ぽちぽちだらけです；；；

最先端治療！癌ワクチン接種決定

なんとなくお察しのとおり、ぽちは一時に比べると元気がありません。食事とトイレ以外は基本的に冷蔵庫の上かベランダの棚の上にいてほとんど動かず。食欲も若干落ちたような。夏バテもあるかもしれませんが。
ということで前回通院から１ヶ月以上経過したので通院したところ、ちょうど癌ワクチンの接種予定が決まったとのこと。早速今週木曜です。鳥取大学の先生が上京されたタイミングになると聞いていたのでいつになるのか見当がつかなかっただけに、急展開です。まだまだ未知の段階の治療法なのでどういう結果になるか。。。
で、１ヶ月ぶりに血液検査、レントゲン、超音波検査をしたのですが。血液検査は若干貧血気味。そしてレントゲンで脾臓、肝臓にわずかな肥大が認められました（涙）。道理で元気がないわけだあ。末梢血液に肥満細胞は検出されなかったものの、内臓に浸潤したということで４段階のステージIIIに達してしまいました。今までやってきたことを否定するつもりはないけど、やはりそう簡単な病気ではないということをつくづく痛感。なんとかかろうじて元気でいるのが奇跡なのかもしれないし 。

最先端治療に臨むぽちさん、意気込みはいかがですか？

。。。。一杯ひっかけないとなんともいえにゃいわねー。

ぽちが遊んでくれないので相変わらず欲求不満気味のゴロウに、ずっと前に友達にもらって放置してあったまたたびの木スティックをあげたらゴロウだけじゃなくてぽちにもリアクションよかったので、鉢植えを購入。

実は以前も一回買ったんだけどあっという間に葉っぱが食いちぎられてそのまま枯れてしまったので、今回は温存しつつ、大きく育てなくちゃー。

ったくもー、やわなんだから、今度こそちゃんと大きくなってアタシをにゃごにゃごいわせるのよー。

ぽちの病状で一喜一憂する間も、暢気なゴロウにはいつも癒される 。
そんなゴロウの首の運動風景。よーい、

いち、

にぃ、

さん、

し・・・あ、なんか思い出した！（爆）

宙に浮く猫足２本

宙に浮く猫足２本

今ならもれなくもう２本！

何もそんな狭いところに。。。

折角なので肉球を余すところなく披露していただきましたー。

おなかのあたりをよく見ていただくとわかるのですが、ところどころ赤くなって血が滲んでます首の後ろとかも結構広範囲に地肌が赤くなってたり。頭の腫瘍から出血した時ほどではないんだけど、まだ痒いことは痒いらしく、毛づくろいの時間が長い。食欲はばりばりで大きな声で催促するぐらい元気なんだけど、身体中赤くなってるからか、あんなに好きだったおもちゃを見ても反応が薄く、ご飯とトイレ以外はこうして冷蔵庫の上かテーブルの上か玄関の下駄箱の上でじーーーっとしてます先生に診てもらいたい気もするのですが、また通院でストレスをかけるのもかわいそうで。掻きむしった時に瘡蓋になったところがまた痒かったり痛かったりするだけかもしれないので、今はあまり騒がず様子を見てます。。。。

タワーのハウスはゴロウの独擅場。ほんとは顔ちっちゃいのにこうなるとおっさんくさー
そして何故か次の瞬間１８０度回転。そんじょそこらのお笑い芸人よりも笑わせてくれるゴロウ。

台風７号が東京に接近する前夜の夜７時くらいの空。なんだか不気味でした

ぽち段ボール箱潜入失敗の巻＆壁を歩くゴロウ

手術痕もまだ目立つというのに、好奇心旺盛のぽちはうちに到着する段ボール全てに入ってみないと気が収まらない。

残念ながらこの段ボールの中は満員で入れないっす。すんまそん。

段ボールの淵から脚をずるっと踏み外してカッチョ悪かった直後（苦笑）。

あら、私が何か？と涼しい顔は猫の王道です。

上の写真の右下に見切れているゴロウは妙技壁歩き中。

？この先は壁がにゃい。。。

僕は別に壁を歩いてたわけじゃないもーん。ふーんだ。

一度撮ってみたかった猫の顔の真上からの写真。なんか別の生き物っぽい。

にしてもいよいよ本格的に暑いですねー。おかげさまでぽちは今のところ元気で、薬の効果か、それとも痒くなるかもしれないと言われた核酸サプリを中断したからか、身体中掻きむしるのはすっかり治まってひと安心です。みなさんもくれぐれもご自愛くださいませ。

痒いのは治まりましたー(^ ^)v

水曜の晩にふと見たら頭のしこりから出血していたので、これはもう限界と思って先生に電話。留守電に残したもののその日のうちには連絡がとれず。とりあえず痒くなるようだったら量を調整してくださいと言われていた核酸サプリの量を減らしてみたら、少しだけよくなったような。
翌日「すみませーん。昨日携帯家に忘れてしまって今留守電聞いたんです。出血して化膿したりしたら大変なのでお薬だけ出しましょう」とのこと。でも、木曜は病院が定休日（先生は大学で研究日）だったのでようやくお薬をもらいに行ったのは昨日でした。グリチロン（肝臓薬）とポララミン（抗ヒスタミン）を飲ませたところ、ようやく痒いのは治まったみたいで身体中掻きむしることはなくなりました。やっぱり漢方はじっくり時間をかけて病気を体質から治すものなので、目下の症状に対する治療は西洋医学をうまく利用していかないと。
で、昨夜はなんだかものすごい食欲で黒缶半分以上（ミニじゃないフルサイズ）を完食。そんなにいっぺんに食べてまた吐くんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、今朝の時点までは嘔吐もなし。やっぱり身体中がむずむずして食べるのも集中できなかったのかな；；。一番ひどい時は寝ていても遊んでいても突然我慢できないように舐めたり掻いたりしていたのが、昨日からは落ち着いて幸せそうに寝ているぽちの姿を見て私も幸せになりました。

そして相変わらず暢気なゴロウ。私が料理をしていてもベランダの鉢植えの手入れをしていても寄ってきて「ウンニャア、ウンニャア」とうるさくて困ります（笑）。

先生から連絡ありました

最先端治療法の癌ワクチンについて、獣医の先生からようやく電話がありました。やっと免疫治療を行っている病院の先生と具体的な話ができたとのことで、これから鳥取大学に検体を送ってワクチン培養ということなので、まだまだどれくらい時間がかかるのかはわからないけど、何しろまだほとんど行われていない治療法なのでしかたないです。とにかく、先生に忘れられてたわけじゃなくてよかった。ほんとに。
最近は身体中にぽちぽちできたしこり、特に顎が相当痒いらしく、ものすごい勢いで掻くとものすごい勢いで毛が舞い散るので、ハンディクリーナーが手放せないです；；免疫強化によって細胞の活動も活性化するのでかゆみが増すこともあるらしい。かゆいこと自体で死ぬことはないけど、掻きむしって出血したりするのはよくないのであんまりひどいようならかゆみを抑える薬を出してもらうようにもお話ししました。
最初はすごく食いつきがよかったトランスファーファクターですが、どうも最近はこれが混ざっていると食べないし（トッピングの花かつおだけ器用に完食）、吐いたりするので今日から止めてみました。こういう時いろいろ飲ませてるとどれがよくないのかわからないので困ります（苦笑）。TFは自己判断で飲ませているので、試行錯誤でやるしかないです。。。
とにかく、ぽちが元気で食欲もあってトイレも順調なことが何より一番です。

今日は写真を撮らなかったので昔の仲睦まじいぽちごろのシルエット写真をお楽しみください（笑）