ゴロリン空を飛ぶ<GWのお話その1> [ゴロりん]
8月ももう終わりですねー。ということはもう世間の夏休みも終わりですねー。高校野球盛り上がりましたねー。。。と、しれっとオープニングトークをかましたところで、超久々の記事はいきなりゴールデンウィークの記録です。
3・11地震後、余震ばかりでなく、福島の原発事故の情報を知るたび、日を追うごとに不安と不信が深まるばかりの日々でした。
↑凛ちゃんを追い出して熟睡するゴロウ
↑相変わらずなかなか触らせてもらえないけど、近くにいるだけで幸せな凛ちゃん
今年は珍しくゴールデンウィークに宮古島滞在を予定していて、いつものように留守中はキャットシッターさんにゴロリンのお世話をお願いするつもりでしたが、
↑収納アドバイザーが見たら間違いなくサイズ間違いを指摘される図
万が一のことを考え、なんとゴロリンを宮古島に連れて行くことにしました
↑え
猫という動物は安心できる環境にいられるのが何よりで、できる限りストレスをかけないのが一番と思っていたので、本当にぎりぎりまで悩みに悩みに悩んだ末の結論でした。今の家のある逗子はいいところなのですが、海が近いだけでなく山にも囲まれていて、万一巨大な津波が来たらあっと言う間に流されてしまうエリアなもので。。。
病院と引っ越し以外は全く外出経験のないゴロリンが、なんといきなり飛行機で空を飛ぶこととなったのです。ネットで調べると、人間と違ってペットはチケットの予約の必要はないんですね。この日のために購入した飛行機移動可能のキャリーケースに入れて、空港のチェックインカウンターに並んで、手荷物カウンターでチェックイン。簡単な誓約書のようなものに署名を書かされます。移動中の車の中ではニャアニャアの大合唱だったのに、空港に入った途端すっかり静かになってしまった2匹を、心を鬼にしてカウンターに預けました。搭乗中もちょっと揺れるたびに心配で心配でしかたがありませんでした。
さて、3時間半ほどのフライトを無事終えて宮古空港のバゲージエリアで待つことしばし。やはり同じように考える人も多かったのか、結構何頭も預けられていた犬が出てくるのをやりすごし、ようやく見覚えのある凛ちゃんのキャリーケースが出てきて無事を確認。続いてゴロウのキャリーもすぐ出ると思っていたらそれきりなので、係の人に「もう1匹いるはずなんですけど;;」と催促してようやくゴロウのキャリーも到着。中の様子を見ると目をまん丸に見開いて相当緊張していた様子。「ごめんねーごめんねー」と声をかけながら宮古島の我が家に到着。「着いたよー。ここが宮古島のおうちだよー」と声をかけてキャリーケースのドアを開けてあげてもしばらく2匹とも動かない。すると凛ちゃんがそろりそろりと出てきたかと思うと目にも止まらない早さで押し入れに避難。
↑ゴロリンのためにベッドも毛布も家から持参したのに完全拒絶
その後もゴロウはしばらくフリーズしたまま
↑完全に瞳孔が開いてます
そのうちようやくへっぴり腰でのそのそ出てきたと思ったら
いきなり頂上へ
↑そこは洗面台の上
この後半日くらいゴロウも凛ちゃんもその場所から動かず。トイレもごはんも用意してあるのに全く受けつけてくれませんでした。
「やっぱり猫を飛行機で移動させるなんて無理だったんだねー。とはいえ、今から戻るわけにもいかないし」と後悔し始めた頃、ようやく徐々に部屋の中の探検を始め、翌朝はもうすっかり初めての家になじんでいました。
渋谷のマンション→逗子の家→宮古島の家 どんどんスケールが大きくなる窓の外の風景
見覚えのあるダイニングテーブルや冷蔵庫(渋谷にあったものを移送済)が部屋にあることも確認し
よっこらせ、と
結構動きが激しくてなかなか写真に収められない凛ちゃん
わざわざこの家用に追加購入したトレーにもIN
わざわざ逗子から持ってきたベッドにもIN
移住完了(10日後には帰るんだけどね)
うん、収納アドバイザーの、ダメだしくるねw
by nyan (2011-09-03 01:41)