ダセキってご存知ですか?<GWのお話その2> [沖縄]
今回の宮古島旅行は日程も余裕があったのでのんびり楽しむつもりで行ったのに、思いもかけない病のおかげででした。
到着2日後の朝、朝食を食べ始めたら口の中の舌の付け根あたりに痛みが変な場所に口内炎ができたなあと思い、薬局で口内炎の薬を買ってなんとかなるだろうと思っていました。
口内炎だと思っていたわりにはランチにカレーを食べ、気休めにミニマンゴーパフェ
今となっては今後の存続が心配になってしまった夢来人
外観はうっかりカフェにも見えるけど
伝統を守る宮古そばの老舗
翌日になっても痛みは収まるどころか痛くて口の中に食べ物を入れるのも辛い状態に
というわけで祝日でも開いている市民病院を受診。「扁桃腺が腫れているんでしょう」との診断で抗菌剤を処方されました。
「家庭の医学」アプリで該当しそうな病名を調べて「たぶん舌がん。もう余命いくばくもないからこのまま宮古島で一生を終えます」とまで勝手に宣言していたので、拍子抜け
それでもせっかく来たのだからおいしいものを食べたいといつものお店へ
中心街から外れたロケーションにもかかわらずランチタイムは大抵満席
暑さを忘れさせる清楚なインテリア
こんな素敵なスプーンがお出迎え
野菜のエキスがいっぱいのミネストローネ
オーソドックスなナポリタン
じゃこと○○(忘れた)パスタ
開き直ってデザートも注文
この頃になると痛い箇所に極力触れないように食べるテクニックを徐々に習得し始めました
病院で言われたとおり、毎日忘れず薬を飲んでいましたが、結局症状は軽くならず。帰ってきてから横浜の口腔外科を受診して診断された病名は「ダセキ」。「家庭の医学」で見たことはありました。「唾石」と書きます。なんと、唾液腺に石ができる病気で、唾液が分泌される時に石がじゃまになって分泌できず激痛となるのでした。レントゲンで確認したところ、直径8mmほどの大きなもので、おそらく長年かけて大きくなってきたものだそうで、言われてみれば、時々顎の脇が原因不明で腫れては治ったのですが、どうやらそれが予兆だったらしいです。1週間後に外来で摘出手術をしてあっけなく完治となりましたが、一時は味のあるものを飲むだけでも激痛で、すっかり食べることが苦痛になり、本当に辛かったです。
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