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ぽちの三回忌 [ぽちとゴロウの思ひ出写真館]

昨日10月26日はぽちの命日。あれからちょうど2年。2年なのに年忌法要では三回忌と呼ぶんですね。お恥ずかしながら初めて知った[たらーっ(汗)]

昨日はなぜかまだ暗い明け方に目が覚めて、ふと、ぽちが逝ってしまったのが早朝5時半頃だったことを思い出した。2年前のことをしんみりと思い返してみたけど、もう、涙は出なかった。ぽちは私にとって一生忘れられない、大きな存在であることを実感して、感謝の気持ちでいっぱい。

部屋に置いている遺骨をどうしようか、ずっとずっと考えてた。ペット霊園の棚に保管料を払って預けるのはどうしても気が進まず、いろいろ調べてはペット専用の樹木葬をしてくれるところがあると聞いて資料を取り寄せてみたり、海に散骨することもできると知り、いつかぽちを連れて行ってあげたかった沖縄の海に散骨してあげようかと本気で考えてみたり。2年間ああでもないこうでもないと考えて、結局、心のこもった葬儀をあげていただいた和尚様に託して、合同葬にしていただくのが一番いいと思えるようになった。

お骨は分骨して少しだけ手元に残して、お位牌と一緒に一生供養してあげることに。普通は四十九日が終わった時にすることなのだろうが、私にとってはこの心境に至るまで2年の月日が必要だったんだと思う。和尚様のお寺は新潟なので、私にとってもぽちにとっても縁も所縁もない遠い地に葬られてしまうことにはなるけれど、「大地は境がなく続いていますから、どこから借りてきたお骨を還しても同じことです」との和尚様の言葉で、最後まで残っていた一抹の不安が消えた。お骨が身近になくても、ぽちとのたくさんの想い出は絶対に色褪せることはないんだな、私が思えば、いつでもぽちはそばにいるんだな。こう思えるようになって、本当に気持ちが楽になった。

結論が出たのが命日の前日だったので、和尚様に来ていただいての法要は11月に入ってから。ひとまず昨日は自宅でしめやかに三回忌法要(大げさ)。

お花を買って、キャンドルをあげて、ぽちが好きだったおもちゃも凛ちゃんに見つからないように供えて。

名称未設定-6.jpg

昨日は小雨もぱらついて一日中曇り空だったけど、ぽちが逝った2年前は秋晴れのいいお天気だった。ぽちの亡骸を前に泣きはらしながら、窓からの陽射しが眩しかったのを昨日のことのように思い出す。


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コメント 4

green_blue_sky

3回忌ですか。
今頃天国でたくさんの猫たちと遊んでいることでしょう。
by green_blue_sky (2008-10-27 13:32) 

miacat

もうすぐ、ぽちちゃんの命日だな~って、ちょっとしんみりしてました。
私にとっても思い出深いにゃんこです。
samiさんがこの2年間考え抜いて決めたことですね。
どこにいても心は繋がってるから。
改めてぽちちゃん、ありがとう・・・
by miacat (2008-10-27 22:10) 

ж鳳爪

2年が経ったんですね。
気持ちが通じ合っていたコとの関係は特別ですから、さぞ、2年の間
色々考えられたことでしょう。
私もいまだに決めかねていることはあります。
色々な考え方があって難しいですが、それぞれのコへの気持ちだけは
変わらないですよね^^
by ж鳳爪 (2008-10-28 01:53) 

京都のさくらネコ

とても長い時間をかけて考えてこられたんですね…
一緒に過ごしたぽちちゃんとの絆はかけがえのない大切な
ものでしょうから、samiさんの出されたこたえにぽちちゃんも
きっと納得してくれてることと思います。
気持ちが通じているって素敵なことです。
記事とお写真を見ながら涙が出てきました…
by 京都のさくらネコ (2008-11-10 02:12) 

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